ドワンゴ、新棋戦開催発表 優勝者は電王トーナメント覇者と対局 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドワンゴ、新棋戦開催発表 優勝者は電王トーナメント覇者と対局

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ニコニコ動画のドワンゴは、日本将棋連盟とともに新しい棋戦を開催することを発表した。

棋戦はエントリーした棋士により、段位別で予選を行う。勝ち抜いた16名の棋士によって本戦がなされる。本戦を勝ち抜いたものがドワンゴ主催の棋戦の覇者となる。

棋戦の名前は決定しておらず、ニコニコ動画のユーザーによって公募、投票の結果、タイトルが決定する。

予選は持ち時間1時間(チェスクロック方式)秒読み60秒、九段は4枠、八から五段は2枠、四段は1枠。タイトルホルダーを加味して予選通過者は九段は6名、八段3名、七段2名、六段2名、五段2名、四段1名の計16名。今月の下旬から9月に開催を予定し、模様を22番組でニコニコ生放送にて中継を予定している。

本戦は予選と同様に持ち時間1時間(チェスクロック方式)秒読み60秒、16名のトーナメント戦を行う。開催期間は10月から11月。全番組をニコニコ生放送にて生中継する予定だ。

本戦の決勝戦は対局方式が異なり、三番勝負、持ち時間5時間(チェスクロック方式)秒読み60秒にて行われる。開催時期は12月の3週連続の対局を予定している。

現代の将棋では新しい棋戦が開催されるのは珍しい。「第一期電王戦」と題して、2016年の3月から5月には今年に開催される電王戦トーナメントを勝ち抜いた1ソフトとの対局を2日制で行うことも発表された。

電王戦トーナメントを勝ち抜いたソフトと、ドワンゴ主催棋戦のタイトルホルダーとの対局では、2015年のような棋士への貸出もあるのかどうかは未定で、詳細は今後決定していくとのこと。

ドワンゴでは主なタイトルの棋戦をニコニコ生放送にて中継しており、将棋をささないユーザーにも視聴者が増えつつある。中継の影響もあってかネット対局を通じて将棋をさす人も。

今回新たなタイトル戦を主催し、中継の解説でお馴染みの棋士らが若手中堅ベテラン問わず争うこととなる。

直近の予選は6月20日から開催、開幕局はニコニコ生放送にて中継予定。
《上水流晋》

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