テキサス・レンジャーズから自由契約になっていた藤川球児投手が、四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団することが分かった。古巣の阪神なども獲得に乗り出していたが、決め手はケガをしたことによる心境の変化だったようだ。
藤川は6月1日にブログを更新し、「高知ファイティングドッグスでプレーすることになりました」と発表した。レンジャーズ退団後、メジャー球団からのオファーはあったが、故郷の高知に戻り野球を続ける道を選択したという。
理由はヒジのトミー・ジョン手術から復帰する過程で、長いリハビリ期間中に改めて野球との関わりを見つめ直したことだとしている。
「元気になったらとにかく投げる喜びを1番に感じられる場所で腕を振りたい。必要とされる場所で投げたい。そして家族と一緒に居たい。今は、元気に投げられる様になりました！ そして今日答えを出しました」
生まれ故郷の高知で、未来のスーパースターになる可能性を秘めた子どもたちに、自分の投げる姿を見てもらいたい、自分が投げることで喜んでもらいたいと藤川は綴った。
阪神入団が濃厚かと思われた状況から一転。今回の決断にファンは、「藤川球児独立リーグ行きとか予想外過ぎる」「藤川すごいなぁ。そういう選択肢があったのね」「藤川球児、阪神戻ってこなかったのは悲しいけど男気かっこよすぎる」「どこに行こうが藤川球児を応援します！」など今後の活躍に期待する声が多い。
生まれ故郷の高知に戻り野球選手として新たなスタートを切る藤川。今後の活躍にも注目だ。
【やわらかスポーツCYCLE】
《岩藤健》
page top
