リーガ・エスパニョーラで2シーズンぶりの優勝を果たしたバルセロナ。一時はレアル・マドリードの勢いに押され、監督と選手の確執が盛んに報じられるなど不協和音も流れたが、最後は自力で優勝を決めた。
チームを率いたルイス・エンリケ監督は、「この優勝はもっと高く評価されてもいい」と会見で語った。
「シーズン通して我々がしてきたことを象徴するのが、このトロフィーだ。一番安定感のあるチームこそが、リーグを制することができる。間違いなく良いシーズンを過ごしたし、相手がここ数年で最高のレアル・マドリードだったことを考えれば、なおのことだ。だからもっと評価しても良いと思う」
今シーズン限りで退団が決まっているシャビについては、「彼の代わりになる選手はいない」と、あらためて唯一無二の存在であることを強調した。
「シャビの代わりになる選手などいない。監督である私から見て、同じ選手などひとりもいない。今後は違うタイプの選手に、我々が適応しなければならない。もうひとりのシャビなど存在しないんだ」
【やわらかスポーツCYCLE】
《岩藤健》
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