ワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー外野手は5月17日、リーグトップとなる14本目のホームランを放ち、4打数3安打1本塁打4打点の活躍。チームもサンディエゴ・パドレスに10-5で勝利した。
ハーパーの勢いが止まらない。七回の打席に立つと高目のボールを逆方向に弾き返し、打った瞬間に分かる当たりでレフトスタンドへ叩き込んだ。
アマチュア時代から"神童"と呼ばれ、2012年にメジャーデビューするとナショナル・リーグの新人王を獲得、さっそく期待に応えて見せたハーパー。だが、その後は伸び悩む時期が続き、元々の期待値が高かったことや本人のビッグマウスもあって、批判が集まるようになっていた。
だが昨シーズンのプレーオフ、AT&Tパークの場外に飛び出すホームランを打つなど、何か吹っ切れたような姿も見られた。
地区連覇に向けチームを引っ張るハーパーに、「MVP!MVP!」「彼には驚かされてばかりだ」「リーグ本塁打王に期待!」「ようやく才能が開花したようで嬉しい」などの声が多く、ファンもこういうハーパーが見たかったと感じているようだ。
現在ホームランと打点でリーグのトップを走るハーパー。初の打撃タイトル獲得なるか。
《岩藤健》
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