6人はそれぞれ愛車のロードバイクを持参。山下さんは坂道が連載中の原作コミックで乗っているのと同じBMCを駆る。「総北が大好きなので、黄色と赤の差し色がグッときましたね」と、総北高校チームジャージを彷彿とさせるカラーリングに一目惚れしたバイクだ。代永さんは「真波くんが乗っているのをそのまま作ってもらいました」という、数年前のモデルで現在は入手困難のLOOK・595を駆る。
各自、愛車を披露するとウォーミングアップとしてサイクルスポーツセンターのホームストレートを走り出す。6人の中で最も自転車歴が長いのが野島さんだ。10年近くロードバイクを楽しんでいる野島さんは「今日はいかに本気を出さないで走るか」と余裕の表情。
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見た目も"ホンキ"なのは伊藤さんだ。ウェアの上下を総北高校ジャージでビシッと決めている。伊豆に来る前、待ち合わせ場所へ家から自走したところ、「総北ッ!」と道行くクルマに声をかけられたことを嬉しそうに話してくれた。
6人ともロードバイクに親しんでいるが、キャリアの長い野島さんから「つい速く走りたくなって重いギヤでグイグイ漕ぎたくなりますけど、それよりも軽いギヤでケイデンスをあげた方が体力を温存できる」などアドバイスを送られる。
【「劇場版 弱虫ペダル」の声優陣が伊豆CSCでガチンコ勝負! 続く】