東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春 2015」内の「クラウドコンピューティングEXPO」にてパナソニックソリューションテクノロジーは、ウェアラブルカメラを使った映像配信ソリューションの実演展示を行った。
リアルタイム映像と音声の双方向通話が可能で、タブレットやパソコンなどの端末による画面共有により、現場と本社などとより高い連携が図れる情報共有ソリューション。屋外の作業現場と事務所の情報共有や、災害現場と対策本部などでの使用などに適したシステムとなっている。
カメラやパソコン、タブレット端末から映像配信システムまで同社のグループ内でワンストップで提供できる点が強みとなっており、細かな要求にも対応できる点を特徴としている。
今回展示されていたウェアラブルカメラは、市販品をベースにした業務仕様になっており、画角は広角ではなく、リモートでも作業指示や確認がしやすい挟角仕様変更などにも対応する。
事務所などに設置して作業指示を行うパソコンなどの端末と、現場の作業員が所持するタブレット端末で画面の共有ができ、双方向かつ、リアルタイムでの画面への書き込みなどを行いながら作業の確認が行える。
海外で事業展開する企業などへの導入を想定しており、海外の工場や建設現場など、熟練作業員を現地に派遣しなくても的確な作業指示を出したり、管理できるシステムとなる。
端末はWindowsからiOS、Androidまで全て対応することが可能となっている。
《小菅@RBBTODAY》
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