P&Gは、JOC(日本オリンピック委員会)と共同で、オリンピックを通じて"家族の絆"の大切さを伝えるJOC・P&Gファミリープロジェクト「ママと選手の絆トークショー」を5月10日、千葉市のイオンモール幕張新都心で開催した。
今回で4回目となる同トークショーには、女子レスリングの吉田沙保里さんと、吉田さんの母・幸代さんを招いた。娘の活躍を陰で支え育んできた母親にもスポットライトを当て、これまでの選手生活や幼少期のエピソードなどを披露してもらった。
吉田さんは幼少期を振り返り、「お母さんはいつも優しく見守っていてくれる天使のような存在。3歳から兄の影響でレスリングを始めたのですが、途中でやめたいこともありました。母に泣きつくと、よくギュッと抱きしめてくれました」と話した。
母・幸代さんも、「小さなころは食が細く病気がちでしたが、オリンピックでの金メダルをはじめ本当に立派な選手になってくれました」と感慨深くエピソードを披露。トークショーの後半には、吉田さんから、「お母さん、私を産んでくれてありがとう。これからも支えてください」と感謝の言葉とハグが贈られ、会場中から拍手が起こった。
最後に吉田さんから、「お父さんやコーチを肩車したことはあったが、お母さんにはまだしたことがないので」と肩車をプレゼント。「リオでは4連覇を目指します!」と、リオデジャネイロオリンピックでの抱負を高らかに宣言した。
《美坂柚木》
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