トルコの2015年ツアー・オブ・ターキー。4月29日の第4ステージをスプリントで制したアンドレ・グライペル（ロット・スーダル）はこの勝利を手土産にレースを離れ、帰国してジロ・デ・イタリアの準備に入ることを明らかにした。
グライペルの勝利は、アルガルベ一周、パリ～ニースでのステージ優勝に続く今季3勝目だった。
「いつもように勝利はうれしいよ。特に序盤2ステージのスプリントは、うまくいかなかったからね。ついにここで勝利を手に入れたんだ。最後の上りは決定的だった。僕たちは約35人で頂上を越えた。チームメイトも踏ん張って、僕のスプリントを可能にしてくれた。僕はラスト300mでスプリントを開始し、勝ったんだ」
5月9日に開幕するジロ・デ・イタリアに向けて、グライペルは4ステージを残してトルコを去ることを表明した。
「トルコは大好きだ。ツアー・オブ・ターキーは美しいレースで、年々成長している。春のレースの後の休暇を終えて、戦いに戻るのに理想的なレースだった。今日が僕の最後のステージの予定だったんだ。明日、僕は自宅に戻り、水曜日（5月6日）にジロへ向かう。今後数日で耐久ライドをやるけど、スタートでフレッシュなのが重要なんだ。グランツール直前に勝つのはいいことだ。ジロが楽しみだよ」
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