シアトル・マリナーズは、4月19日の試合でテキサス・レンジャーズを11-10で破った。互いに点を取り合う激しいゲームはマリナーズの主砲、ネルソン・クルーズのサヨナラ適時打で決着した。
クルーズは開幕戦のホーム3連戦では打撃不振だったものの、ビジターに出てから調子を上げ5試合連続の6本塁打を記録していた。しかし未だ本拠地セーフコ・フィールドでは一発がなく、右の長距離砲に厳しいと言われる球場で、ホームラン王を獲った昨シーズンのような活躍ができるか注目された。
そんな心配は無用とばかりに初回、カウント1-0からインコース低めのチェンジアップをすくい上げ、レフトスタンドへ7号ソロを放つ。3回に回ってきた第2打席でも、初球のフォーシームをとらえると、打球は高々と上がり滞空時間の長い8号3ランが飛び出した。これぞホームランバッターという1発に、セーフコに詰めかけたファンも大興奮。
【2本塁打にサヨナラ安打、マリナーズがクルーズの活躍で連勝 続く】
《岩藤健》
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