フィンランドに本拠を置くノキアンタイヤは4月7日、同社製のタイヤを装着したトラクターが氷雪上で世界最高速記録を達成した、と発表した。
この最高速チャレンジは、トラクター用の冬タイヤとしては世界初の「Hakkapeliitta TRI」タイヤの優れた性能をアピールする目的で行われたもの。
ノキアンタイヤは、フィンランドのトラクターメーカー、バルトラ社と協力。バルトラ製の『T234』トラクターに、フロント440/80R28、リア540/80R38サイズの Hakkapeliitta TRIタイヤを装着した。
ドライバーには、往年のラリーチャンピオン、ユハ・カンクネン氏を起用。同氏のドライブによって、130.165km/hというトラクターによる氷雪上での世界最高速記録を打ち立てた。
ユハ・カンクネン氏は、「さまざまな車で最高速テストに挑んできたけど、トラクターは初めて。悪天候の下でも、タイヤとトラクターは素晴らしい仕事をこなした」とコメントしている。
《森脇稔@レスポンス》
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