90年代にアーセナルのエースストライカーとして活躍し、UEFAカップウィナーズカップの優勝にも貢献したイアン・ライト氏。今シーズンのプレミアリーグで年間最優秀選手に相応しいのは、トッテナムのハリー・ケインだと持論を展開した。
「彼は間違いなく有力な候補だ。11月以来コンスタントに活躍してきた」と、ライト氏は得点王も狙える活躍でチームを引っ張るケインに賛辞を送った。
「トッテナムで素晴らしい活躍をし、チームの中心選手として多くの疑問に答えてきた。80秒でゴールを奪った代表戦も見たし、イタリア代表との試合も良い経験になった。彼のプレーは非常に良かった」
イングランドのファンから大きな期待をかけられる存在になったケイン。だがライト氏は、ケインのペースでやらせることが大事だとも語る。
「我々を興奮させてくれる選手だが、あまり急がせすぎることはなく、彼が楽なようにやらせたほうがいい。彼とウェイン・ルーニーが一緒にうまくやれそうだったのは、明るい兆しだと感じられた。彼は年間MVP候補の1人と言うべきだろう。すぐに思い浮かぶ他の選手はいない。普通では考えられない状況だ」
《岩藤健》
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