阪神は3月30日、甲子園で4月17日から行われる巨人3連戦を、同チームの歴史の中で生まれた名シーンやOBたちの活躍を特集する「LEGENDSDAY」第1弾とすることを発表した。
伝説の「バックスクリーン3連発」の感動がよみがえる。バックスクリーン3連発は、阪神が吉田義男監督のもと日本一に輝いた1985年4月17日の巨人戦で生まれた。ランディ・バース(当時3番)、掛布雅之(当時4番)、岡田彰布(当時5番)が3者連続で放ったバックスクリーンへのクリーンナップの3連発は、阪神ファンの間では今でも最高の喜びでありレジェンドだ。
当時、巨人のマウンドに立っていたのは槙原寛己。3連発を打たれた際、テレビ中継で流れた放心状態の槙原の表情を思い起こす人も少なくないだろう。
17日は、バース氏、掛布氏、岡田氏の3人が甲子園にそろい踏み。試合前に3人によるセレモニーの開催やメモリアル映像の放映などが行われる。
このイベントの発表を受けてファンは、「阪神ファンやけど、たまらんでコレ!」「永遠に語り継がれる伝説とはこのこと。阪神ファンでなくても、ものすごいインパクトがあった」「親から聞いたけど、バースも掛布も岡田もすごかったらしいね」などコメントを寄せている。
1985年は、バックスクリーンへの3連発で勢いをつけた阪神がそのままペナントレースを最後まで突っ走り、リーグ優勝。日本シリーズでもリーグ制覇の勢いをそのままに、西武を下して21年ぶりの日本一に輝いた。
4月17日、阪神にとってはこれ以上にない縁起のいいイベントとなるだろう。LEGENDSDAYは第4弾まで実施される予定だ。
《浜田哲男》
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