スペインの2015年カタルーニャ一周、3月28日の第6ステージはロシアの若手、セルゲイ・ケルネツキー(カチューシャ)がワールドツアー初勝利を飾った。
24歳のケルネツキーは、下部チームのイテラ・カチューシャから2013年にカチューシャに昇格。3年前にスペイン・トゥルトーザに移住し、トレーニングを積んでいる。上りとタイムトライアルを得意とするが、この日はスプリントの力も成長していることを見せつけた。
序盤からチームメイトとともに逃げに乗ったケルネツキーが、ステージを振り返る。
「僕はエゴール(シリン)とエデュアルド(ボルガノフ)とともに逃げに入った。最後の上りでは分断に注意し、確実に前に留まった。アタックを見張り、分断が起きたときは、いい位置にいたんだ」
「最後は早めにアタックしたかったけど、ラスト数kmはみんな全速力で飛び出せなかった。その代り、僕はスプリントにだけ集中できた。今日は僕の日だったね! ワールドツアー初勝利だし、とても大きなことだ。チーム、友人にありがとうと言いたい」
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