日本ハムは3月15日、西武とオープン戦で対戦。メジャー傘下のテキサス・レンジャーズ3Aから日本ハムに3年ぶりに復帰した田中賢介内野手がタイムリーを放ち、チームの連敗を7で止めた。
技ありの一打だった。田中は6回2死満塁のチャンスで、レフト前に2点適時打を放った。「いいところで打てて良かった」と本人も安堵の表情。3年前に米国に渡るもメジャーとマイナーを行き来する不完全燃焼の日々が続いた。日本に復帰した2015年に再起をかける思いは強い。
田中に対してはファンは、「リーダーとして引っ張ってほしい!稲葉も金子もいなくなったしね」「栗山監督も賢介には相当期待していると思う」「賢介がいるといないとでは打線の厚みも違う」「走って、打って、守って、アメリカでたまったストレスを全部吐き出してほしい!」など、期待をかけている。
田中は日本ハムでリーグ優勝も日本一も経験した。実力も実績も十分の田中は、日本ハムの若い野手陣にとっても頼りになる存在だ。今季はチームリーダーとして、大いなる期待がかかっている。
《浜田哲男》
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