ヤフオクドームで3月12日に行われた巨人対ソフトバンクのオープン戦。ここまで12球団唯一ホームランがなかった巨人に、待望の一発が飛び出した。また試合は4-2で巨人が勝っている。
巨人といえば各チームの4番を集めたような重量打線のイメージが強い。だが2015年はオープン戦でホームランがなく、4番打者も固定できない状態が続いていた。
そんなチームの重苦しい空気を切り裂いたのは、今季からコーチ兼任になったベテラン高橋由伸外野手。4回の打席に立った高橋は外角高めのボールを叩き、打球は左中間へ伸びると今季から増設された「ホームランテラス」に飛び込んだ。
兼任コーチとして若手の奮起に期待する高橋だが、ファンは「若手台頭もいいけど、大ベテランがこう活躍するのも本当にうれしい」「この人はちょっと別格ですから」「高橋由のセンスは衰えないねぇ まあ彼の敵は怪我だけ」など、さすが高橋と賛辞を送る。
また同じ試合では近年の低迷から復活を目指す元三冠王、ソフトバンクの松中信彦外野手にも一発が飛び出し、両チームベテランの競演に「高橋由&松中がホームラン。今日見に行った人には嬉しい試合だね」「高橋由と松中の本塁打が観れるとかレアだな!」と、ファンは大喜びだった。
《岩藤健》
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