3月10日に行われるソフトバンクとのオープン戦で、巨人の大田泰示外野手が久しぶりに4番復帰することが分かった。開幕4番に向け残り少ないアピールの場を活かせるか。
今季の大田はキャンプから4番に座り今年こそはと期待されてきた。しかし巨人軍4番打者の重圧からか思うような成績が残せず、その後は1番や下位での出場が増えた。
それでも原辰徳監督が再び大田を4番候補に指名したのは、他の打順や途中出場で成績を残し、前向きに努力し続けてきたからだ。4番を外されてからの試合で大田は打率.385をマーク。再び候補に浮上した。
「大田泰示の4番復帰きたあああ」「巨人4番大田とかロマンだよなぁ」と、ファンも生え抜きの日本人選手で4番が打てる打者にかける期待は大きい。また「４番で使うならすぐに結果を求めず、辛抱して使っていかないと」「中田翔を我慢して4番で起用し続けた栗山監督のように、原監督も我慢して大田を4番で起用し続けてほしいな」という意見もあるように、本気で育てるつもりなら辛抱強く使うことも必要だとする声も多い。
ふくらはぎの張りで2軍調整を続けていた阿部が近々合流する。本命の復帰でますます激化する4番争い。原監督の決断はどうなる。
《岩藤健》
page top
