AFCアジアチャンピオンズリーグは3月3日、グループリーグ第2戦が行われた。プレーオフから本戦に進出した柏レイソルが、ベトナムのビンズオンに5-1で快勝。得失点差でE組の首位に立った。
レイソルは2月24日、昨季の韓国王者・全北現代と引き分けた。内容は押されていたが敵地で勝ち点1を獲得できたことは大きく、それを無駄にしないためにもホームでのビンズオン戦は勝ちが求められた。
前半から2点をリードしたレイソル、後半も攻め手を緩めず3点を追加。終盤に1点失うも4点差で勝利した。
先月17日に行われたタイのチョンブリとのプレーオフでは、50本ものシュートを放ちながらゴールを決められず、PK戦目前で勝ち越し点を奪い本戦進出が決まった。吉田達磨監督の下でチームは新たなスタートを切ったばかり。他チームに比べ出遅れているのは否めないが、戦いの中で成長しチームを作り上げている。
今大会の日本勢初勝利となった試合に、ファンからは「レイソルは一試合目の引き分けがかなり大きい。ACLに慣れてる気がする」「レイソル調子いいみたいでよかった」「ACLでの闘いを見てると、日本で今一番強いチームは柏レイソルってことになりそう」など、大舞台での経験値が物を言っているとする意見が多い。
また不甲斐ないJクラブの成績について「幾ら何でもJリーグ勢ACLで苦戦しすぎだな。 レイソルがギリ勝ち抜けそう」と、今のところレイソルに唯一期待が持てるという声も。レイソルはその期待に応え、グループリーグを突破できるだろうか。
《岩藤健》
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