ルクセンブルクのフランス・シュレク(トレックファクトリーレーシング)が、ケガの回復が遅れたため、フランスのステージレース、パリ~ニースを欠場することがチームから発表された。
シュレクは2月18日のアンダルシア一周第1aステージで、落車に巻き込まれて負傷。大腿四頭筋に大きな内出血ができた。チームの監督陣は3月8日のパリ~ニース開幕までに復調することを願っていたが、ワールドツアーレース出場に必要なレベルまで回復するのは不可能と判断した。
シュレクは、ケガの状況について次のように説明した。
「回復しているけど、思っていたほど早くはない。まだ痛い。特に歩くときだ。実は、バイクの上の方が調子がいいんだ。だから、今はロードで2時間トレーニングできている。でも、パリ~ニースのようなレースの準備をするには十分じゃないんだ」
「もちろん、すごく残念だ。クラッシュしたときはすごく痛かったけど、次のレースには出られるとずっと思っていた。ひどいケガで、回復も遅い。でも、まだシーズン序盤だし、僕は戻ってくるよ。GPノビーリ(3月19日)には元気になっているはずだ」
トレックファクトリーレーシングは若手ボブ・ユンゲルスらを中心に、パリ~ニースに出場する。
●2015年パリ~ニース トレックファクトリーレーシング出場メンバー
ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)
リカルド・ツォイドル(オーストリア)
ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)
ヘルト・ステーグマン(ベルギー)
クリストフ・バンデワーレ(ベルギー)
グレゴリー・ラスト(スイス)
ユージニオ・アラファチ(イタリア)
マルコ・コレダン(イタリア)
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