BMCレーシングは所属選手のグレッグ・バンアーベルマートが、クリス・メルテンス医師のドーピング捜査に関連して、ベルギー自転車競技連盟から出頭を命じられていることを2月28日に明らかにした。
メルテンス医師は、自転車選手を含む19人のアスリートに血液ドーピングを行った容疑で捜査されている。
BMCレーシングは報道を通じメルテンス医師の捜査について知っていたが、2月27日までは所属選手が出頭を命じられていることを知らなかったと主張している。
チームでは内部調査を行っているが、現時点では規則違反を示唆する情報はないと強調。また、バンアーベルマートがメルテンス医師の治療を受けたことを認めているが、その治療が規則違反に当たるかは確認できていないと説明している。
そして現時点でチームが入手している情報に基づき、バンアーベルマートを出場停止にすることはないとも話している。チームでは、今後も内部調査を続ける。
バンアーベルマートは、2014年にはツール・デ・フランドル2位、エネコツアーのステージ優勝などの成績を残し、ベルギー最優秀自転車選手にも選ばれた主力選手のひとりである。
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