年明けから調子を上げ、首位レアル・マドリードに勝ち点1差と迫るバルセロナ。1月4日のレアル・ソシエダ戦に敗北し、メディアは盛んにチームの危機を伝えたが、その後は快進撃を続けている。
チームを率いるルイス・エンリケ監督もチームを語る言葉に熱が入る。
「エンリケ監督(以下敬称略):単に9試合無敗なのではなく9連勝だ。そこには少し違いがある。もちろん9連勝は良い結果だ」
未だレアル・マドリードが首位であることに変わりはない。だが勝ち点は1差、また前節ライバルのアトレティコに0-4で大敗するなど、チーム状態は失速している。それでもエンリケ監督は特別そのことを意識するつもりはないようだ。
「エンリケ:直接対決でない限りライバルについて話すことはない。マドリーに何が起こってどういう状況でも、それは彼らの問題だ。私たちには関係ない」
バルセロナはリーガと同時に国王杯も戦わねばならない。11日は最近6戦5勝と波に乗るビジャレアルとの対戦。エンリケ監督は気を引き締める。
「エンリケ:試合前に結果を決めてかかることはない。自分たちがどういう結果に相応しいかは、ピッチ上で見せるものだからだ」
バルセロナは前線3人の調子が上がっており、ビジャレアルもある程度の失点は覚悟する必要あるだろう。
《岩藤健》
page top