フランスのステージレース、2015年エトワール・ド・ベセージュが2月4日開幕。初日の第1ステージはベルガルド~ベルガルド間のほぼ平坦な152kmで、クリス・ボエックマン(ロット・スーダル)が自身5年ぶりの勝利を挙げた。
このレースは、UCIヨーロッパツアーで今季初のステージレースで、2月8日まで全5日間で争われる。
第1ステージは、スタート直後から集団が分裂と再合流を繰り返す激しいレース展開。残り15kmでは13人の選手が飛び出し、ロット・スーダルはここにボエックマン、ピム・リヒハルト、デニス・バネンデールの3人を送り込む。
ここからリヒハルトがアタックするが、残り1kmで捕まってしまう。しかし、その間に脚を休めていたボエックマンが少人数のスプリントを見事に制し、自身2010年以来の勝利をつかんだ。2位にはエドワルド・テウンス(トップスポートフラーンデレン・バロワーズ)、3位にはマルコ・コレダン(トレックファクトリーレーシング)が入った。
チームにとっては先日のGP・ラ・マルセイエーズでのリヒハルトに続く今季2勝目で、ボエックマンは総合とポイント賞でもトップに立った。
27歳のベルギー人、ボエックマンは「4年間勝利がなくて、2位が10回だったから、最高の気分だ。最後にすべてがうまく展開して、プロ4勝目を挙げることができた。ピムがラスト数kmでアタックしたので、他のチームが追走することになった。僕はただついていけばよくて、ラスト200mでスプリントした。向かい風だったけど、ライバルの前に留まれたよ」とうれしそうに振り返っていた。
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