UKからオーストラリアで展開された自転車SNS、開始1週間で341団体・5208名の参加 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

UKからオーストラリアで展開された自転車SNS、開始1週間で341団体・5208名の参加

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今やツアー・ダウンアンダーでの名物となった巨大自転車
  • 今やツアー・ダウンアンダーでの名物となった巨大自転車
  • 自転車を置いてワインを片手にという風景も自然
  • 街に溶け込む自転車
南オーストラリア州では、自転車を乗る機会を増やすためのプロモーション「Love to Ride Adelaide」を展開中だ。

このプログラムはUKのナショナルサイクルチャレンジの一環で、州都アデレードを中心に行政が中心となって1月の後半から約一か月の予定で行われている無料のコンペティション形式のプログラム。

10分ほどの近距離の通勤でも自転車を使おうというのが当初の目的だが、もちろん通勤だけに限らない。個々の自転車へのモチベーションを上げる意味も含まれている。

Love to Ride Adelaideのウェブサイトで登録をして自分のページを作り、サイクリングをするたびに自分のログをページに書き込む。自分のゴールを設定することもできる。この履歴はプログラムのトップページに表示さフェイスブックにシェアすることもまた、他の人はコメントを書き込んだりすることもできる。

会社や官公庁などの職場のグループ、または個人としても登録可能。一か月後には、協賛各企業からの賞品を受け取れる仕組みとなっている。

この期間中には無料の自転車トレーニングや、森林火災の義援金作りのためのヒルクライムのイベントなども予定されている。自転車がなくても、貸し出し無料の自転車での参加も可能。

このプログラムは、サイクルコンピューターとは連動していないが、だからこそ誰でも気軽に参加できるのかもしれない。

開始から1週間が経過し、現在の利用者は以下のようになっている。

サイクリング利用企業または官公庁 341団体
サイクリング利用者 5208名
参加者のサイクリング合計 132万0542km
参加者のサイクリング回数 7万4343回

UKでも積極的に行われているプログラム、これからも参加国が増えていくとみられる。
《Photographer Asami SAKURA》

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