第113回大会となる長い歴史を持つパリ~ルーベは4月12日に開催。「クラシックの女王」、「北の地獄」の異名も持ち、世界で最も人気のあるクラシックレースのひとつである。荒れた石畳をロードバイクで駆け抜ける過酷なレースで、勝利した選手は世界最強の賞賛を受けることになる。
コースは2014年から変更され、2013年大会と同じものに戻された。2014年と異なるのは2番目のトロワビル(97.5km地点)、レース中間地点にあるバランシエンヌの石畳区間である。
しかし、レースの勝敗を左右する後半の有名な石畳区間トゥレ・ダランベール(158km地点)、モンサンペベレ(205km地点)、カルフール・ド・ラルブル(236.5km地点)はこれまで通り残されている。最後は、お馴染みのルーベのベロドローム(自転車競技場)にゴールする。
2014年のツールでは、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)が石畳区間でライバルたちに差をつけ、総合優勝を獲得した。2015年ツール第4ステージでも、再び石畳区間が含まれる。パリ~ルーベとは逆向きに走ることになるが、ツールの表彰台を狙う選手たちが下見として参戦する可能性もある。
◆2015年パリ~ルーベ…2015年ツール・ド・フランス第4ステージと共通の石畳区間
キエビィー(107.5km地点、距離3700m)
サン・ピトン(112.5km地点、距離1500m)
ベルシェン・モグレ(130km地点、距離1600m)
投稿 by Paris-Roubaix.