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NTT、スポーツ中継向け「ターゲットマイク技術」を開発!競技音をクリアに抽出

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 日本電信電話(NTT)は28日、観客の歓声に埋もれているスポーツの競技音を、クリアに抽出する音声処理ソフトウェア技術「ターゲットマイク技術」を開発したことを発表した。

 従来のスポーツ中継では、ガンマイクが使われていたが、周囲の雑音(歓声や応援)を十分に抑圧できないという課題があった。また2014年4月にNTTが報道発表をした「ズームアップマイク技術」があったが、装置サイズが大きく、スタジアムなどの施設へ常設するのが前提とされていた。

 今回、一般的に用いられる複数のマイクロホンで観測した音声信号に、ソフトウェア技術である「ターゲットマイク技術」を適用することで、競技音をクリアに集音可能とした。「ターゲットマイク技術」では、音源の到来方向(空間情報)に加えて、各種競技音の特性(例:シュート音の特徴は“立ち上がりの鋭さ”)を利用し、競技音をクリア抽出できるとのこと。

 2014年7月以降、NTTと日本放送協会(NHK)は共同で、実際のスポーツ大会などの実フィールドにおいて、「ターゲットマイク技術」を用いた実験を実施。「サッカーのシュート音」「相撲の力士がぶつかり合う音、行司の声」「ゴルフのショット音、落下音」「野球の打撃音」を抽出し、競技音を10~1000倍強調可能なことを確認したという。

 NTTでは、NTTのグループ会社を通して、1年以内の実用化を目指す。さらに2020年までに、さまざまなパートナーとのコラボレーションを通じ、世界中に提供できるよう取り組む方針だ。
《冨岡晶@RBBTODAY》
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