貫地谷しほり「年上なのに妹役」と恐縮 “年下”高良健吾の妹を演じる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

貫地谷しほり「年上なのに妹役」と恐縮 “年下”高良健吾の妹を演じる

エンタメ 芸能
高良健吾&石田ゆり子&貫地谷しほり&大竹しのぶ/『悼む人』完成披露試写会
  • 高良健吾&石田ゆり子&貫地谷しほり&大竹しのぶ/『悼む人』完成披露試写会
  • 高良健吾/『悼む人』完成披露試写会
  • 石田ゆり子/『悼む人』完成披露試写会
  • 貫地谷しほり/『悼む人』完成披露試写会
  • 大竹しのぶ/『悼む人』完成披露試写会
  • 高良健吾&石田ゆり子&貫地谷しほり&大竹しのぶ/『悼む人』完成披露試写会
第140回直木賞を受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化した『悼む人』の完成披露試写会が1月26日(月)、都内で行われ、天童氏をはじめ、主演の高良健吾、共演する石田ゆり子、貫地谷しほり、大竹しのぶ、堤幸彦監督が出席した。

俳優生活10年目という節目を迎える高良さんは、縁もゆかりもない死者を悼む旅を続ける主人公・坂築静人を演じ「タイトルから身構えてしまう人もいると思いますが、僕らは生や死、愛を押し付けがましくない形で描いたつもり。見終わってすぐに答えが出なくてもいいし、時間が育ててくれる作品」と熱っぽくアピールした。

夫殺しの過去を背負う女性を演じた石田さんは原作に惚れ込み、「(出演を)立候補した」そうで、「チャレンジの多い役柄だったが、いまは無鉄砲だった自分を褒めたい。参加できて本当に幸せ」と感無量の面持ちだった。

一方、高良さん演じる主人公・静人の妹を演じた貫地谷さんは「高良さんより年上なのに、妹役をやりました」と少々恐縮? 堤監督とは天童氏の同名小説を映画化した『包帯クラブ』、映画初主演で高く評価された『くちづけ』などでタッグを組んでおり、「いままで、こんなに堤監督のパワーと気合いを感じたことはない」とふり返ったが、これには堤監督も「ちょっと…それは語弊がある(苦笑)」とタジタジだった。

また、静人の母親役の大竹さんは「震災などで、いまだに誰かを悼むことさえできない人もたくさんいるはず。私自身は悼むということを、これまであまり考えてこなかったが、この映画をきっかけに誰かを思ってもらえれば、こんな嬉しいことはありません」と真摯に語っていた。

『悼む人』は2月14日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net@cinemacafe.net》

編集部おすすめの記事

page top