1月23日に今年の野球殿堂入りが23日に発表され、選手では古田敦也氏が選ばれた。古田氏はヤクルト一筋18年、5度のリーグ制覇と4度の日本一を経験した。
古田氏はトヨタ自動車から1989年のドラフトでヤクルトに2位指名され入団。好打と強肩の捕手として1年目からレギュラーで出場し、プロ入り2年目の1991年には首位打者も獲得した。その後も野村克也監督との師弟コンビで90年代ヤクルトの黄金期を作った。
捕手としては野村監督以来2人目となる2000本安打も達成した古田。現役時代の成績は申し分ないだけに、ファンからも「野球殿堂入りされたんですね。おめでとうございます!」「古田敦也殿堂入り!」「当然ですね」などの声が寄せられている。
また選手会長時代には球界再編騒動が起こり、矢面に立って球団と交渉した姿に「選手会長時にオーナーと対峙し、ストライキを実施したのは英断だった」「選手としてはもちろん、球界再編騒動の時の対応は素晴らしかった」など、グラウンド外での功績も大きいとする意見が多い。
ファンは監督して第2次古田政権も期待している。
《岩藤健》
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