アルゼンチンのツール・ド・サンルイス、1月21日の第3ステージはコンカラン~ユアナ・コスライー間の176.3kmで争われ、20歳のコロンビア人、フェルナンド・ガビリア(コロンビアナショナルチーム)が集団スプリントでステージ2勝目を飾った。
この日は6人の逃げが形成されたが、最後は集団はひとつにまとまり、ゴールスプリント争いとなった。わずかな上り勾配のスプリントでガビリアが力強い加速を見せ、第1ステージに続く2勝目を獲得。マーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)を再び2位に退け、この勝利がまぐれではないことを印象づけた。
3位はサッシャ・モドロ(ランプレ・メリダ)で、トップ3は第1ステージと同じ順位となった。
ガビリアは「ステージ優勝は予想していなかったけど、アルゼンチンに来る前はワクワクしていたんだ。カベンディッシュを倒したのは最高だ。カベンディッシュがツール(ド・フランス)で勝つのを、家で何度も見ていたのを覚えているよ」と世界的トップスプリンターを破ったことを喜んでいた。
ジュニアカテゴリーでトラック世界王者に2度輝いたガビリアは、1か月前のトラックワールドカップ第2戦ロンドン大会のオムニウムでも優勝している
「僕の調子はロンドンのワールドカップではなく、このツール・ド・サンルイスのために上げてきたんだ。明日はチームメイト向きだよ」
総合順位はほぼ変わらず、地元アルゼンチンのダニエル・ディアス(ファンビック)が首位を守っている。
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