モビスターはレース前半から集団をコントロールし、このレースの総合優勝連覇を狙うキンタナをサポート。最後の上りではキンタナの弟、ダイヤー・キンタナとイゴール・アントンがライバルの動きをチェックしたが、ダニエル・ディアス(ファンビック)とロドルフォ・トーレス(チームコロンビア)の飛び出しを許してしまい、ディアスがステージ優勝をつかみ取った。
結局、キンタナは今季初の頂上ゴールを27秒遅れの7位でゴールした。
「上りはとても速く走った。弟が勝者のペースについていけることを期待して、ディアスのホイールに集中しろと言ったんだ。アタックが多くて彼は苦しくなり、集団後方に下がってしまった。僕はただ自分のペースに従ったんだ」
今季最大の目標であるツール・ド・フランスまでは、あと半年。キンタナはそれまでにコンディションを上げることに集中している。
「レースの現時点で、ディアスは僕たちより強いことを証明した。レース前に何度も言ったように、僕はまだ50%なんだ。改善の余地はまだたくさんあるし、今年最大の目標を前に努力する必要がある。今週、チームがどんなレースができるか見てみたいね」
ツール・ド・サンルイスは第4ステージ、第6ステージにも頂上ゴールが待ち受けており、見逃せない戦いが続く。
投稿 by Movistar Team.