現地15日、阪神はマット・マートン外野手とテネシー州ノックスビルで来季の契約を結び、同選手が残留することを発表した。
来日初年度の2010年いきなり日本プロ野球新記録となる214安打を放ち、鮮烈なデビュー飾ったマートン。その後も最多安打のタイトルは2度獲得するが、首位打者には一歩届かないシーズンを過ごしていた。
今年は開幕戦から好調を維持し鳥谷、ゴメスらとともに恐怖のクリーンナップを形成した。打率も高い水準で安定させ、最終的に.338で初の首位打者を獲得。無冠の帝王を返上した。
トラの安打製造機残留にファンも「マートン、来シーズンも阪神の為に頼むで~」「マートンに4億は妥当」「来季の補強は失敗続きと言われるけど、最大の補強はマートン・メッセ・ゴメスとの契約延長!」など、来季も必ずやってくれるはずと期待は高い。
球団を通じ「日本シリーズに進むことができたけど、勝てなかったことが本当に悔しかった。個人の成績は別にして、来シーズンは絶対に勝ちたい」とコメントを出したマートン。ファンの思いも同じはずだ。
《岩藤健》
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