横浜DeNAベイスターズの三浦大輔投手は、トレードマークのリーゼントで球団との契約更改に臨み、今年から25%ダウンとなる1億3500万円でサインした。
今年の三浦は5勝6敗、防御率3.04、登板回数が94回2/3とし、例年に比べ成績を落とした。投手コーチ兼任で挑んだ40歳のシーズンは前半に調子が上がらず、長く1軍のマウンドから遠ざかった。
それでも復帰後は連勝し月間MVPも獲得するなど、来季に繋がる投球は見せた。
25%ダウンに関し三浦は「イニング数が減っている」ことを理由に挙げ、納得している、評価はしてもらっているとコメント。
来季の目標には2桁勝利を掲げた。
長く横浜を引っ張る三浦にファンは、「来季もエースなんだ!」「これからもベイスターズには頼れる番長が必要だ」など、来季も期待する声が聞かれる一方で、シーズンが終わってみると"やはり今年も三浦頼み"だったという状況が何年も続く投手陣に奮起を促す意見もあった。
三浦の減俸には「元の額から考えたら今季成績からは仕方なし、何より本人が納得してるようだしいいのかな」といった意見の他、功労者の扱いが悪いと言われる球団に「金城放出に続いて…ファンは誰を見に行ってると思ってるんだ」など、厳しい声も聞かれる。
過去にはFAで他球団への移籍も噂された三浦。しかしファンの熱い声援に応え、もう1度横浜で優勝したいと残留した。6年ぶりの2桁勝利が達成できれば、チームも上位が狙える。
《岩藤健》
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