ベルギーのヘント6日間レースに出場し、無念の2位に終わったマーク・カベンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ)は「トラックレースのリズムに乗るのに3、4日かかった」と振り返った。
チームメイトで6日間レースのスペシャリスト、イイヨ・ケイセとペアを組み、一時はトップに立つ活躍を見せたカベンディッシュだが、最終日にジャスパー・デブイスト/ケニー・デケテレ組(バロワーズ・インシュランス)に逆転を許し、2位でフィニッシュした。
チームを通じ、カベンディッシュは次のようにレースを振り返った。
「ガッカリしているけど、僕たちはすばらしいチームに敗れたんだ。今週ずっと彼らは強かった。僕は7年間トラックでレースしていなかったので、いいリズムに乗るのに3、4日かかった。イイヨには調整期間が終わってスタートしたとき、週のはじめに僕の調子がよかったら、この6日間レースで勝てるだろうと話したんだ。トラックの脚を取り戻すように頑張った」
「僕たちは序盤にポイントを獲れなかったけど、他の選手たちはできていた。最終的にそれで後手に回って、1週間ずっと追いかける立場になった。でも、最終日前にトップに立てたことは誇りに思う。今日はデケテレとデブイストがとても慎重だった。最初、僕たちが守りに入って、彼らが1周を取り戻すのを阻止しようとした。その後、僕たちは再び攻撃を続けなければならなかった。あらゆることをやったけど、最後は2位だった」
「でも、最終的に自分たちの走りにはとても満足している。僕にはイイヨという最高のパートナーで親友がいた。彼と走れることは光栄だよ。さらに、ここヘントのファンはすばらしかった。特別な場所だよ」
「僕がベルギーを大好きなのは、秘密でも何でもない。プロ初勝利はここのスヘルデプライスだったし、今はベルギーが拠点のチーム、オメガファルマ・クイックステップで走っている。ベルギーには自転車レースのすばらしい歴史があるし、ここにいることをとても誇りに思うんだ」
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