国際野球連盟(IBAF)が主催する21Uワールドカップは、11月16日に台湾で決勝戦が行われ、地元台湾チームが日本を9-0で下し初代王座に就いた。
ここまで日本は1次ラウンドから無傷の7連勝で勝ち上がってきた。前日の15日には2次ラウンド最終戦で台湾を6-2と破り、初代王者に向け視界良好かに思われた。だが先発の楽天・森雄大は制球難に苦しみ、フォアボールを連発して2回途中3失点でマウンドを降りる。
あとを託されたのは今大会で好投を続けていた阪神のドラ1横山。2回1死満塁のピンチで先頭をピッチャーゴロに仕留め、ダブルプレーで交代かと思われた。ところが、これを本塁へ悪送球。
平凡なゴロが一転して追加点となる。
その後も日本はミスによる失点を続け、打っては西武ライオンズへの入団が決まっている郭俊麟(カク・シュンリン)から点を奪えない。
焦りがさらなるミスを呼び日本は9点の大差をつけられ敗北した。
この結果にファンは、
「よく頑張ったよ。若き侍達は。世界のレベルが上がったのは確かだ」
「郭くんの素晴らしい投球を見られてよかった!来年からの楽しみが増えた!」
「今回の21Uを見て、台湾との意気込みの差を感じました」
「この負け方は悔しすぎるが、台湾がそれだけ強かったってことでしょうね」
「ミスが目立ったのが惜しかったですね」
21歳以下のプロアマ混成チームで臨んだ日本。この中から来年のドラフトや、次回のWBCで注目される選手が現れるかもしれない。
《岩藤健》
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