テニスのランキング上位8人で争われるATPツアー・ファイナルは、ロンドンで2日目が行われた。男子シングルスでは世界ランク1位のジョコビッチが、全米オープン覇者のチリッチをストレートで下した。
全米オープンで錦織圭を破り初優勝してから2か月、四大大会覇者として臨んだチリッチがわずか56分で敗れた。ジョコビッチはインドアで28連勝。2年以上続く記録がまた伸びた。
第1セットは先制するとそのまま一気に決めてしまう。第2セットも早々にジョコビッチがブレーク。チリッチもブレークバックし追いすがるが、ジョコビッチは4ゲーム連取し反撃する暇さえ与えない。
結果6-1、6-1の圧勝だった。
ジョコビッチがインドアで無類の強さを発揮することはこれまでのデータ通り。しかし、あまりにも一方的な展開に、ファンも驚きを隠せないようだ。
「ジョコビッチ慣れとるな」
「ジョコビッチ圧勝じゃねーかこえぇ」
「ジョコビッチ圧勝してんじゃん」
「ジョコビッチ鬼強かった」
「チリッチけっこー推してたのに…」
今大会、ジョコビッチの連勝記録を止める選手は現れるのだろうか。
《岩藤健》
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