アムステルダム6日間レースは10月25日に最終日を迎え、ニキ・テルプストラ/ヨエリ・ハビック組(ICS・VISA)が逆転総合優勝を飾った。
5日目に総合4位まで後退したテルプストラ組だが、6日目はまずチームエリミネーションで優勝。最終レースの100周マディソンでは、ジャスパー・デブイスト/ピム・リヒハルト組(デーレン・フェルスワーレン)がテルプストラ組を上回るポイントを稼ぐが、周回数で地元オランダのテルプストラ/ハビック組が1周のリードを守り、総合優勝を決めた。
テルプストラ/ハビック組は合計340ポイント、2位のリヒハルト/デブイスト組は1周遅れの405ポイント、3位のリーフ・ランプスター/ニック・ステプラー組(デ・テレグラーフ)は1周遅れの256ポイントだった。
2011年以来の2度目の優勝を飾ったテルプストラは、ロードの所属チーム、オメガファルマ・クイックステップを通じ、2日目に事故に遭ったバイクペーサーに勝利を捧げた。
「この優勝はとてもうれしい。何よりも、バイクペーサーのセース・スタムはチームメイトのヨエリの祖父で、彼の事故の後はチームメイトをサポートすることが重要だった。スタムが重傷で入院している状況でも、ヨエリはレースを続けたがっていた。彼は最高の結果を得るために一生懸命だったし、この勝利はヨエリにとっても、僕にとっても特別なものになった。セースがよくなることを願っているし、彼の幸運を祈りたい」
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