2014年ツール・ド・フランスで総合7位に入り、トップチーム入りが期待されていたレオポルド・ケーニッヒ(ネットアップエンデューラ)が英国のスカイに加入することが9月30日に発表された。
ケーニッヒは、スカイなどのUCIプロチームより格下のプロコンチネンタルチームのネットアップエンデューラに所属しながら、2013年のツアー・オブ・カリフォルニア、ブエルタ・ア・エスパーニャで活躍。2014年に初出場したツール・ド・フランスでも総合7位に食い込んだ。
ケーニッヒにとっては、満を持してUCIプロチームへと昇格したかたちとなり、2015年はビッグレースへの出場機会も増えることになりそうだ。
スカイを通じケーニッヒは「スカイにはつねに大きな敬意を払っていたから、加入できることは本当に光栄だ。世界最高のサポートスタッフと働けること、才能ある選手たちと一緒に走れることは、大興奮だよ。来年はステージレースの能力を向上させることに集中し、勝利をサポートすることで彼らの信頼にこたえたい」と自らを成長させることとともに、アシストとしての仕事にも意欲を見せている。
スカイのデイブ・ブレイルスフォード代表は「レオポルドはエキサイティングな才能の持ち主だ。グランツールを2度走り、その両方で印象を残した。上りとタイムトライアルの能力のコンビネーションもすばらしい。我々は彼と緊密に仕事をし、彼がさらに成長できることを期待している」とその才能を高く評価している。
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