チームスカイは他チームから主力級の5選手を獲得し、2015年からの契約を結んだことを9月30日に発表した。
新加入選手は、アンドリュー・フェン（オメガファルマ・クイックステップ）、レオポルド・ケーニッヒ（NetAppエンデューラ）、ラルスペテル・ノールダウグ（ベルキン）、ワウテル・ポエルス（オメガファルマ・クイックステップ）、ニコラス・ロッシュ（ティンコフ・サクソ）。
フェンは、24歳のイギリス人。2008年にジュニアのパリ～ルーベで優勝し、プロ1年目の2012年にはスペイン・マヨルカ島のトロフェオ・パルマとトロフェオ・ミジョーンで連勝。スプリントや春のクラシックでの活躍が期待されている。
ケーニッヒは、26歳のチェコ人。自転車界期待のオールラウンダーのひとりで、2014年ツール・ド・フランスでは総合7位と大活躍。ブエルタ・ア・エスパーニャ、ツアー・オブ・カリフォルニア、ツアー・オブ・北京でもステージ優勝を挙げた経験がある。
ラルスペテル・ノールダウグは、30歳のノルウェー人。2010年のチームスカイ創設時のメンバーで、3年ぶりのチーム復帰となる。クライマーとしてグランプリ・シクリスト・ド・モントリオール、トロフェオ・デイアなどで勝利を挙げている。
ポエルスは26歳で、チームスカイ初のオランダ人選手となる。3大ツールすべてに出場経験があるクライマーで、プロ6年間でバスク一周、ツアー・オブ・ブリテン、ツール・ド・ルクセンブルグなどでステージ優勝を獲得してきた。
ロッシュは、30歳のアイルランド人。上りの力は強力で、グランツールには13回出場と豊富な経験を持つ。ティンコフ・サクソではアルベルト・コンタドールの優秀なアシストを務めただけでなく、2013年ブエルタでは総合5位に入るなど自らの成績を狙ったときも優秀な選手である。
チームスカイのデイブ・ブレイルスフォード代表は「我々は来年の向けて5人の優秀な選手と契約した。彼らひとりひとりがチームを強化し、高めるのに役立ってくれるだろう」と期待している。
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