クアラルンプールで行われている男子テニスのマレーシア・オープンは、9月24日にシングルス2回戦が行われ、第1シードの錦織圭が登場。全米オープン準優勝以来となる初戦に注目が集まる中、錦織は6-2、6-3のストレートでラム(アメリカ)を下し準々決勝進出を決めた。
第1セットは常に主導権を握り、危なげなくわずか22分で決めてしまった錦織。だが第2セットは相手の粘りもあり2度のブレークチャンスを逃してしまう。それでも最後は地力の差を見せ、トータル1時間4分でこの試合を終わらせた。
ラムとは2年前にも1度だけ対戦したことがあり、その時は錦織が敗れていた。短期間で大きく成長した跡の見られる試合だった。
全米オープンの活躍により、期待と注目が高まる錦織の試合結果は日本でも多くのファンが気にしているようだ。
「以前から応援してますが、中でも今回はとりわけ本当にすごかった」
「第1シードなんだから、ちょちょいと優勝して欲しいね」
「このまま故障なく年内終えられるといいんだけどなー」
この大会で上位に入れば年間ツアー獲得ポイント上位の選手で争われる、「ATP ワールドツアー ファイナルズ」への出場に近づく。
《岩藤健》
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