2022年のサッカーW杯開催地をめぐり、FIFA委員の発言が大きな波紋を呼んでいる。
同委員はドイツ誌のインタビューに応え「最終的に開催地はカタールでなくなるのではないか」と発言した。
原因は50度に迫るカタールの暑さ。屋内スタジアムを用意し大型空調設備の整った環境での開催を目指しているが、それだけでは不十分であり、医師からも「責任は持てない」とする報告が上がっていることを明かした。
冬に開催する変則日程も試みられてきたが、招致合戦で敗れた国からの反発を受け、各国リーグも難色を示している。
今回のニュースにネットでも、夏開催は無理だという声が多く上がっている。
「当然だろう。冬でもない限り無理だ。」
「カタールでやらないなら早く開催地の変更しようや」
「カタールも面子があるだろうし、暫くは揉めますな」
カタールのW杯誘致に対してはイギリスメディアが不正疑惑を報じた経緯もある。もともと開催に適さなかった土地と結論づけられれば、再び疑惑を追及する動きが活発になるかもしれない。
今回の発言をFIFAは「個人の見解」としているが、内部にもカタールでの開催を疑問視する声があるのは間違いないようだ。
《岩藤健》
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