専用のゴーグルをつけると視界がすべて3Dの世界に覆われるOculus Rift。上下左右、前も後ろも見渡すことができ、しゃがみこむ、飛ぶなどの動作がその画面上に反映される。まるで3Dの世界に入り込んだような体験ができる。
2014年3月にFacebookが20億ドル(約2000億円)でOculus VR社を買収したことなども契機となり、このOculus Riftは知名度を上げている。
東京ゲームショウの“電撃オンライン”ブースで、この技術を用いた最新の体験が用意されていた。
体験できるソフトは、セクシー女優と海辺で遊ぶことができる『PLAYGIRLS』、実際に立って屈伸運動を利用して本当に自分が飛んでいるかの様な感覚が味わえる『スキージャンプ』、険しい山の中をすごいスピードで落ちていく『ジェットコースター』の3本。
体験者の声は以下。
・スキージャンプ
「本当に飛んでいるようで、足が震えた」
「着地の瞬間はふらついてしまった」
・ジェットコースター
「本当に吐きそうになった…。ジェットコースター特有の下半身がふわっとする感覚も全部そのままで、とてもびっくりしました…。」
「はじめの登っていく最中にふと下を覗き込むとものすごい高さで、もうそれからは下をなかなか見れませんでした」
「思わず叫んでしまったよ」
「乗り物酔いする人は他のソフトにした方がいいかも」
通常このような機能を備えたゲームはかなりの高価格で、一般人が手の届く代物ではなかったが、Oculus Riftは、近年普及が進んでいる加速度や位置を把握できるスマートフォンのセンサー技術を応用しているため安価な値段で販売することができるという。
《大日方航》
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