ウェザーニューズは去る8月22日、8月21日時点の解析結果から北極海の北東航路(ロシア側)の開通を発表した。
2014年は、夏場の気温が低く融解の進みが遅かった昨年と比べ、約2週間早い開通となった。ウェザーニューズのグローバルアイスセンターは、北東航路は今後10月上旬まで開通が続く見通しで、その間、海氷域に入ることなく船舶が航海可能であると見ている。
一方、北西航路(カナダ側)は、まだ海氷が広範囲に残っており、開通は9月上旬になる予想。昨今の海運業界の北極海利用のニーズの高まりを受け、ウェザーニューズの航海気象チームは北極海航路を航海する船舶への運航支援サービス『Polar Routeing Service』を開始している。
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