7月13日（日）第9ステージ：ジェラルメール～ミュルーズ（170km）
終盤の下りと平坦区間でも、タイムトライアル世界王者トニー・マルティン（オメガファルマ・クイックステップ）のスピードは衰えることない。最後は天候も回復する中、追走集団に2分45秒差をつけ、単独逃げ切りでステージ優勝を飾った。
マルティンはツールで通算ステージ3勝目だが、個人タイムトライアル以外では初優勝。また、今大会3人目のドイツ人ウィナーとなった。オメガファルマ・クイックステップは今大会2勝目。
ステージ2位は、追走集団内でファビアン・カンチェラーラ（トレック・ファクトリーレーシング）、3位はグレッグ・バンアーベルマート（BMCレーシング）。
トニー・ガロパン（ロット・ベリソル）も追走集団内でゴール。総合で11位から首位に浮上し、自身初、そして今大会フランス人初のマイヨジョーヌを獲得した。
メイン集団は、7分46秒遅れでゴール。ビンチェンツォ・ニーバリ（アスタナ）はジャージを明け渡し、1分34秒差で総合2位へ。また総合3位には、追走集団に入っていたティアゴ・マシャド（NetAppエンデューラ）が浮上した。
マイヨベール（ポイント賞）はペーター・サガン、マイヨブラン（新人賞）はミカル・クビアトコウスキー（オメガファルマ・クイックステップ）で変更なし。マルティンは、山岳賞のマイヨブランアポアルージュと敢闘賞も獲得した。
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