F1モナコGPの予選は5月24日に行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグは第3予選(Q3)の第5ターンであるミラボーにてタイヤをロックさせ、エスケープロードに侵入。チームメイトのルイス・ハミルトンの最終走行を阻止する結果となり、ポールポジションを獲得した。
ロズベルグのミスはコースにイエローフラッグを出させることとなり、第1セクターでパーソナルベストのタイムを記録していたハミルトンを含む後続の全てのドライバー達は、その後タイムを更新することができなくなった。
モナコのレース管理委員会はこのセッションの後にロズベルグの行為を審議したが、意図的なものではなかったと結論を出している。
メルセデスのフロントローの後方ではレッドブルのダニエル・リチャルドとセバスチャン・ベッテルがセカンドロー、そしてフェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがサードローに収まることとなった。
一方予選21位に終わったケータハムの小林可夢偉は、「Q1においてスーパーソフトタイヤでの2度の走行を行いました。最初の走行はまずまずでしたが、僕は2度目の走行にもう少しフロントウイングが欲しいと思い再出走したんです。今日はペースを上げることができずに21位に終わりました。ここまではタフな週末でしたが、明日のレースこそが本番。天気予報が当たれば雨となる可能性があり、何が起こるかわかりません。レースで収穫を得ることを期待しています」と語った。
F1モナコGP予選結果(トップ10)
1. ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3. ダニエル・リチャルド(レッドブル)
4. セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
5. フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
6. キミ・ライコネン(フェラーリ)
7. ジャン=エリック・ベルニュ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
8. ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
9. ダニール・クビアト(スクーデリア・トロ・ロッソ)
10. セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
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21. 小林可夢偉(ケータハム)
《河村兵衛@レスポンス》
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