アディダス ジャパンは5月7日、フットボールプレーヤーのコンディショニング管理と、パフォーマンス向上を目的に開発したmiCoach elite(マイコーチ エリート)システムの日本展開を開始したと発表した。
先駆けて導入するのは、横浜F・マリノスだ。
このシステム関連の国内事業を統括するのはアディダス ジャパン山下崇さん。
「すべてはアスリートのために。これがアディダスの理念です。プロだけでなく一般の方のスポーツをサポートするということです」と同社の考え方を丁寧に紹介した後、「miCoachはウェアラブルデバイスとサービスで、スポーツする人をサポートします。スポーツに特化したウェアラブルというのがターゲットゾーンです」と解説。
「これまでのmiCoachの究極版がmiCoach eliteです。構成は5つから。スマートシャツ、プレーヤーセル、ベースステーションユニット、ライブappとウェブapp。これらにより、心拍数、走行距離、スピード、加速減速、位置情報を算出することができます」とした。
「miCoach eliteを最も活用しているのは、ACミランです。ACミランのミランラボに組み込まれています。バイエルンミュンヘンでは、ユースチームにも導入されていて、米国プロサッカーの19チームが導入していますし、各国代表チームへの導入が進んでいます」とひろがりを見せている事をアピールした。
「ウェアラブルデバイスとサービスでチームをサポートします。一歩先のフットボールを横浜F・マリノスとともに作り上げていきたいと考えています」と話した。
《土屋篤司》
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