アディダス ジャパンは5月7日、フットボールプレーヤーのコンディショニング管理と、パフォーマンス向上を目的に開発したmiCoach elite(マイコーチ エリート)システムの日本展開を開始したと発表した。
最初のパートナーとなるのが2013年シーズで惜しくもJ1制覇を逃した横浜F・マリノス。
横浜マリノスの嘉悦朗社長は発表で、miCoach eliteについて導入背景を紹介した。「miCoach eliteは、目指すチームスタイルの構築に必要ということです。スタイルとは、攻守に渡ってイニシアチブを握り勝ち切るというマリノスのスタイルのこと。つまり、ボールを支配し、攻守の切り替えを速くするというチームスタイルですね」。
「このスタイルのポイントはハードワークです。そのためにはベストなフィジカルコンディションが要求されます。そこで、合理的なトレーニングが必要ということです」と掘り下げた。
「2013年は、チームの先発メンバーの年齢が高めであることからも、メディアの期待を良い意味で裏切る事ができたと思っています。2014年は、AFCチャンピオンズリーグ等、リーグ戦以外の戦いがある。あらゆる戦いにコンディションを合わせる課題を合理的に解決しないといけない。その手がかりがmiCoach eliteにあるかもしれないということです」と期待を示した。
「このシステムを採用し、有効に活用し、優勝戦線に名乗りを上げていきたいと思っています」と力強く述べた。
《土屋篤司》
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