今後、ウェアラブル・デバイスに欠かせない要素技術の1つとして、防水加工の技術が挙げられるだろう。ウェアラブル・デバイスでは、雨の日でもや雪の日でも、どこでも好きな場所で利用できるようにする必要があるからだ。いま開催中の「Wearable Tech Expo in Tokyo 2014」の会場で、大変ユニークな技術を見つけたので報告したい。
JAREN BECKSTROM 氏は「我々は、ウェアラブルという言葉のほかに、“スウィマブル”(swimable)という言葉もよく使っています。デザイン段階でウォータブロックを施せば、プールでも使えるデバイスの開発も不可能ではありません。それに向かって現在進めているところです」と自信をみせた。ウォータブロック技術によって、深い水中でも安心して利用できるウェアラブル・デバイスが実現する日は意外に近いかもしれない。