マーサーは「2014年世界生活環境調査-都市ランキング」を発表した。調査結果によると、ヨーロッパの都市が世界生活環境ランキング上位を占める中で、ウィーンが前年と同じく、世界で最も生活環境水準が高い都市となった。
マーサーは、多国籍企業やその他の組織が駐在員を海外に出向させる際の報酬を公平に決定する基準となる「世界生活環境調査」を毎年実施している。
世界的に生活環境が低いと位置づけられたのは、イエメンのサヌア(219位)、チャドのンジャメナ(220位)、ハイチのポルトープランス(221位)、中央アフリカ共和国のバンギ(222位)と、前回に引き続き最下位のイラクのバグダッド(223位)だった。アジアではシンガポール(25位)のみがトップ30位に入り、アジアの2-5位は日本の4都市が占めた:東京(43位)、神戸(47位)、横浜(49位)、大阪(57位)となっている。
礒崎遼太郎
《編集部》
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