ロンドン五輪代表の新城幸也(ヨーロッパカー)は、5月30日から6月3日まで行われたステージレースのツール・ド・ルクセンブルクに参加し、積極的に動くなどで4月の左手首骨折から完全復帰したことをうかがわせた。山岳の厳しい第3ステージでは20人に絞られた先頭集団に残り13位でゴールするなど、好調ぶりをアピールして終えることができた。
五輪最終選考会に指定された全日本選手権後、渡仏してから約1カ月が経ち、順調にコンディションを高めている。
同レース後に新城は「ルクセンブルクでは上がり調子でレースを終えることができた。チームに向けて完全復活を証明できたと思う」と語った。
次戦は6月14日から17日まで行われるルートデュスッドとなる。
「ツール・ド・フランス前の、最後のステージレースになる。調子もいいのでステージ優勝をねらう。ツール出場メンバーの選出が非常にきっ抗しているので、ツールを走れるまで回復しているところをしっかりとアピールしたい」
ツール・ド・フランスに出場するための最後のチャンスとなるだけに新城にとって非常に重要なレースになる。(飯島美和)
《編集部》
page top