ツアー・オブ・タイランドは5日目となる4月5日に第4ステージが行われ、ステージ優勝をねらった畑中勇介（シマノレーシング）が前日に続き3位となり、ポイント賞1位のグリーンジャージを獲得した。大会は6日が最終日となる。
序盤からアタックの続く集団は、ときおり動きを見せながらも総合上位の選手を抱えるチームがコントロールし、逃げが決まらない。中盤に形成された18選手の逃げに畑中が加わった。
総合成績の上位がいない小集団でステージ優勝を目指す作戦を描く畑中は、途中2度ある中間ポイントを上位通過した。ポイント賞ジャージを意識しながらもステージ勝利をねらってスプリント勝負に備えた。
しかし、福島晋一が所属するトレンンガヌのスプリンター、マット・セナンのスプリント力が上回り、畑中は3位でゴール。ステージ勝利は逃したが、ゴールのポイントも追加し、ポイント賞争いで1位になった。
《編集部》
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