ツアー・オブ・タイランドは4日目となる4月4日に第3ステージが行われ、ビケンズ・ピュアブラックのルイス・クロスビーが中盤から抜け出した8選手のスプリントを制して優勝。その先頭集団に入っていた畑中勇介(シマノレーシング)が3位になった。総合成績ではトレンガヌの福島晋一が31秒遅れの4位に。
ステージ優勝を目指した畑中は、総合上位の選手を含まない小集団での逃げ出しに成功。勝利を獲得するに理想的な展開に持ち込んだ。ラスト300mのコーナーで畑中の前を走る選手がミスし、その影響を一瞬受けてしまう。スプリント開始が遅れた畑中は、追い込みきれずに3位。国際ポイントを獲得したが、勝てる力があっただけに悔しい結果となった。総合1位選手がいる集団でゴールした鈴木譲(シマノレーシング)は総合成績を17位に落とした。そのためはシマノレーシングステージ優勝を優先する作戦を組み立てていく。
《編集部》
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