シマノの飯野嘉則と島田真琴が限りで現役引退 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

　シマノレーシングの飯野嘉則と島田真琴が今季限りでチームを離れ、プロとしての現役生活に終止符を打つことになった。島田は10月31日に香川県三豊市で開催された第1回みとよサイクルロード宝山湖大会が引退レースとなり、優勝。飯野は11月14日に開催されるツール・ド・おきなわが最後のレースとなる。

　飯野は大学院卒業という学歴を持ちながら、プロ選手になることを目指して走り続け、その戦歴が認められ2008年にシマノに加入。その後は日本国内、そしてアジアツアーを主な戦いの場として走った。チームが挙げた数々の勝利には飯野の献身的なアシストがあったことは、チーム内ばかりでなくライバルチームの選手からも知られている。
　島田は、ジュニア時代からの多くの経歴を認められ、2008年シマノに加入。その後すぐに欧州へ渡り、トッププロ入りを目指して3シーズンを走った。島田のポテンシャルと気力を持ってしても、本人が目指していたプロ入りを果たすまでにはいたらなかった。